ジョージ・マクドナルド作 中村妙子訳 偕成社
あるところに、一人の男の子がいました。男の子は、虹の橋のたもとで黄金の鍵を見つけます。この鍵がぴったりはまる鍵穴を探して、男の子は旅に出ます。
またあるところに、一人の女の子がいました。女の子は、不思議な空を飛ぶ魚に導かれて、「おばあさま」と呼ばれる女の人と一緒に住んでいました。男の子と女の子は出会い、一緒に旅を始めます。二人は「影のみなもとの国」を見つけようとしているのです。
このお話全体が、不思議な美しさで包まれています。神秘的な謎でいっぱいです。きれいな音楽を聴くようにこのお話を味わいたいです。