フランツ・ブランデンベルク作 アリキ・ブランデンベルク絵 ふくもとゆみこ訳 偕成社
エドワードが、びょうきになりました。エドワードは、おかあさんやおとうさん、おばあちゃんなどにいろいろと世話を焼いてもらっています。きょうだいのエリザベスは、うらやましくてなりません。「あたしもびょうきになりたいな!」と思っています。
エリザベスのこの気持ちは、とてもよくわかります。自分も病気になった人が大切に世話を焼いてもらっているのを見ると、うらやましくなることがあります。小さい頃は特に、そう思ったものでした。その気持ちが表されているこの絵本を見つけて、そう思っていたのは自分だけではないんだ、と思い安心しました。
さて、最後、エドワードとエリザベスの二人はどうなるのか、気になる方は探して読んでみてください。